2007年9月19日水曜日

9月14日 症例

Pt:81歳女性 ADL自立

CC:発熱・意識障害

HPI:
 入院4日前、風呂の中で意識レベルが低下している状態を発見され、救急搬送。搬送先の病院で原因検索行なわれるも原因不明。意識レベルも元に戻ったということで帰宅。このころから咳嗽が若干あり。

 入院3日前、傾眠傾向。家で様子見。

 入院2日前、発熱があり再び救急車にて同じ病院を受診。検査されるも「特に異常なし」。抗生剤(セフェム系)を処方されて帰宅。

 入院前日、発熱と意識レベルの低下は改善なし。精神症状は見られず。食事は何とか摂っていたということだが、むせ込みがでるように。

 入院当日、症状の改善ないために救急車にて当院へ搬送。

PMH:高血圧・狭心症

Med:降圧剤

SH:アルコール、喫煙なし

PE:
 意識レベル JCSⅡ-20
 BT 38.4 HR 108 BP 195/114 SpO2 97(酸素3Lカヌラ)
 瞳孔左右差なく対抗反射あり
 項部硬直はっきりせず
 頭部~四肢 特に異常所見なし
 神経 従命入らず評価困難
 DTRは左右差なくnormal
 Babinski徴候なし

Blood:異常値は WBC12700、Neut82.8%、Na130、K2.9 くらい。

CXR:WNL

Head CT:WNL

CSF:細胞数46/3、単核球45/3、蛋白34.80、Glu96.7(血中130)
  (グラム染色ではなにも見えず)




★Problem list★
#1 発熱
#2 意識障害
#3 髄液細胞数上昇(単核球優位)
#4 炎症反応上昇




ERでは血培、LP後にCTRXが開始。
髄液所見からBacterial meningitisの所見に乏しいが、
上記Problemを一元的に説明が困難ということで内科コンサルトとなった。

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