2007年9月12日水曜日

9月7日 経過

・発熱
・咽頭痛
・発声困難
・Stridor


この4つのkey wordより、
「なんらかの上気道感染による気道狭窄」
が疑われた。


喉頭ファイバーでのぞいたところ、喉頭蓋の発赤と腫脹という期待通りの所見が認められた。

『急性喉頭蓋炎』を強く疑い、抗生剤+ステロイドを投与が開始された。




・・・と、診断・初期治療までは比較的スムーズにいったのだが、

突然SpO2低下し、呼吸音減弱。
窒息寸前になったため気管内挿管された。

さらに血圧が60台まで低下。

Septic shockが考えられ、DopamineとNoradrenalineの投与が開始された。
抗生剤は結局、CTRX+CLDM+VCMが選択された。

Laboは・・・
WBCが2100(Stab13.0%, Seg71.0%)
Pltが6.8万
CRP5.13

CTは・・・
口腔庭レベルから気管周囲の軟部組織に浮腫様変化が広がっている。
咽頭後壁の軟部組織の腫脹がある。
甲状腺前面の組織の浮腫様変化。
以上の所見を認め、咽頭炎から続発した蜂窩織炎のように見えた。



<急性喉頭蓋炎に伴うSeptic shock、DIC>の診断にて

抗生剤
ステロイド
昇圧剤
ATⅢ製剤
グロブリン製剤

これらを使用しつつ、Ventilatorサポート下で全身管理を行なうこととした。





次回、結末。

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